第20回ICCR、20周年宣言(東京宣言)を策定
概要
令和8年7月7日から9日まで東京で第20回化粧品規制協力国際会議(ICCR-20)が開催された。安全性評価、電子ラベル、消費者コミュニケーション、20周年宣言の4共同作業部会から進捗が報告され、東京宣言を承認。科学に基づく消費者保護、規制協力による貿易障壁の最小化、ステークホルダーとのコミュニケーション強化を今後の柱とした。英国の新規メンバー加入も承認され、次回会合は2027年7月にイスラエルのテルアビブで開催予定。
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要点
- ICCRの20周年を契機に、将来の国際規制協力の方向性が示された。
- 最新科学、電子的情報提供、消費者向け発信に関する作業が進展した。
- 英国の新規メンバー加入が承認された。
概要
ICCRは、日米欧などの化粧品規制当局が参加し、平成19年に開始された規制協力の会議である。国際貿易の障壁を抑えながら、世界的に高い消費者保護を維持することを目的とする。
今回の東京会合では、過去の成果を踏まえてICCRの使命と今後の課題を整理し、20周年宣言を承認した。
主要数値
- ICCR-20開催期間
- 令和8年7月7日から9日まで
- 報告された共同作業部会数
- 4つ
- 過去に作成した成果物数
- 38の成果物
- 東京宣言の戦略的柱
- 3本柱
- 次回会合の開催時期
- 2027年7月
影響
宣言の実行により、各国の技術要件の整合や規制当局間のベストプラクティス共有が進み、化粧品事業者にとって国際展開時の制度上の障壁を抑える方向に働く。
消費者、産業界、学術界との対話やデジタルツールによる透明性向上は、化粧品規制への信頼と情報の正確性を高めることが期待される。
詳細
安全性評価では、皮膚感作試験にNAMsを利用したケーススタディを報告し、次回に向けて広範なリスク評価を検討する。電子ラベルでは一般原則を承認し、実装推奨事項の準備を始める。
消費者コミュニケーションでは新たに二つのカルーセル案を承認し、公開作業を継続する。宣言ではNAMs・NGRAの導入、新興課題への対応、情報発信の強化を掲げた。
英国の加入後、ICCRのメンバーは日本、ブラジル、カナダ、台湾、欧州連合、イスラエル、韓国、米国、英国となる。ICCR-21はイスラエル議長の下、テルアビブで開催予定である。