レポート一覧

NEDO海外レポート1144号 ~ナノテクノロジー・材料分野、ロボット・AI技術分野、電子・情報通信分野、バイオテクノロジー分野

NEDOが発行する海外技術動向レポート1144号について、ナノテクノロジー・材料、ロボット・AI技術、電子・情報通信、バイオテクノロジーの4分野における最新の研究開発動向を紹介したものです。...

金融安定理事会による「気候変動に伴う金融リスクに対処するためのFSBロードマップ:2025年アップデート」の公表について

日本銀行の最新発表によると、金融安定理事会(FSB)は2025年7月14日、「気候変動に伴う金融リスクに対処するためのFSBロードマップ:2025年アップデート」を公表した。本文書は、2021年7月に公表されたロードマップの進捗状況を報告し、FSBの中期的アプローチの概要を示している。主要な進展として、企業レベルの開示では、2023年に国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が公表した基準の採用...

飲食関連産業の動向(FBI 2024年)~2024年のフード・ビジネス・インデックスは、指数値96.3、前年比0.3%と3年連続の上昇。

経済産業省の最新統計によると、2024年のフード・ビジネス・インデックス(FBI)は指数値96.3、前年比0.3%上昇し、3年連続の上昇を記録した。FBIは、食料品工業、食料品流通業、飲食店・飲食サービス業の3つの飲食関連産業について、価格変化の影響を除いた実質指数で把握し、それらを加重平均して飲食料品関連産業全体の活況度合いを示す経済指標である。2024年の上昇は主に「飲食店、飲食サービス業」の...

統計調査ニュース(統計局発行の広報紙)令和7年7月号~救急統計データを活用した医療機関との連携強化について / 令和7年国勢調査の円滑な実施に向けて(その9)...

総務省統計局の最新発表によると、仙台市消防局が救急統計データを活用した医療機関との連携強化で第9回地方公共団体における統計データ利活用表彰の統計局長賞を受賞した。この取組は、消防機関として初の受賞となる。新型コロナウイルス感染症による救急医療のひっ迫を契機に、救急統計データの共有とエビデンスに基づく意見交換により、消防と医療機関の相互理解と連携強化を実現した。具体的には、医療機関ごとの応需率(救急...

固定資産税の国際比較~英国、ベルギー、イタリア及びスウェーデンの事例から(現地調査報告):レファレンス

国立国会図書館の最新レポートによると、固定資産税は多くの国で地方税として位置付けられているが、その制度設計や地方税収に占める割合は国によって大きく異なることが明らかになった。2024年9月から10月にかけて実施された英国、ベルギー、イタリア、スウェーデンの現地調査結果を踏まえ、各国の固定資産税制度の特徴と課題を詳細に分析している。...

ドイツ連邦議会の新選挙制度~超過・調整議席の廃止と2025年総選挙:レファレンス

国立国会図書館の最新レポートによると、ドイツ連邦議会の選挙制度が2023年6月に大幅に改正され、議席配分の仕組みが根本的に変更された。この改正は、2021年総選挙で定数598人に対し実際の議員数が736人に達した状況を受けたものである。...

60秒早わかり解説:経済産業省こどもデー 今年も元気に開催します!

経済産業省の最新発表によると、毎年夏休み期間中に開催される「経済産業省こどもデー」が、今年は8月6日(水)・7日(木)の2日間で開催される。親子で未来の技術を体感し、様々な企業や経済産業省の仕事について楽しく学ぶことができるイベントとして、今年は計51ブースが出展予定である。注目ブースとして、「想像以上!が、万博だ。」ブースでは大阪・関西万博の開幕後の様子を映像で紹介し、来場者には万博PRグッズを...

60秒早わかり解説:稼げる日本へ! 製造業Xってなに? 経済産業政策の新機軸ってなに?(4)

経済産業省の最新解説によると、「製造業X(エックス)」は、日本の製造業が高付加価値化を実現し、世界で稼ぐ力を強化するための新たな概念として提示された。日本の製造業はGDPの20%以上を占め、複雑な部品や製品を高精度に作る技術力で世界的に高い評価を得ており、経済複雑性指標(2022年)でも上位に位置している。しかし、世界では価格競争や技術革新が加速し、消費者ニーズも細分化・変化が早まっている中、従来...