総務省統計局の最新発表によると、仙台市消防局が救急統計データを活用した医療機関との連携強化で第9回地方公共団体における統計データ利活用表彰の統計局長賞を受賞した。この取組は、消防機関として初の受賞となる。新型コロナウイルス感染症による救急医療のひっ迫を契機に、救急統計データの共有とエビデンスに基づく意見交換により、消防と医療機関の相互理解と連携強化を実現した。具体的には、医療機関ごとの応需率(救急隊の収容依頼受入率)を週単位でモニタリングし、救急医療ひっ迫の早期把握や課題検証に活用している。また、令和7年国勢調査では松平健氏に加え、川口春奈氏、藤本美貴氏、パトリック・ハーラン氏を広報キャラクターに起用し、インターネット回答の促進を図る。令和8年経済センサス‐活動調査の実施計画も発表され、全産業分野の経済活動実態を把握する調査が来年6月に実施される。さらに、2024年のサービス産業の売上高は前年比2.9%増の34.2兆円となり、コロナ禍前の水準を上回った。特に宿泊業・飲食サービス業が4.7%増、生活関連サービス業・娯楽業が4.1%増と好調である。ネットショッピング利用世帯の割合は55.3%と過去最高を記録し、電子マネーの月間平均利用金額も31,997円と過去最多となっている。統計の日の標語には広島県立呉商業高校2年の柳田詩月さんの「統計で今を『サーチ』、未来を『察知』」が特選に選ばれた。これらの統計データは、政策立案や経済分析の基礎資料として幅広く活用されている。
統計調査ニュース(統計局発行の広報紙)令和7年7月号~救急統計データを活用した医療機関との連携強化について / 令和7年国勢調査の円滑な実施に向けて(その9)...
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