更なる内航海運の省エネルギー・非化石化に向けて1件の実証事業を採択しました
概要
国土交通省と経済産業省は、令和8年度「運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー 転換推進事業費補助金 (内航船革新的運航効率化・非化石エネルギー転換推進事業)」の公募を行い、外部有識者による審査を経て、東広海運株式会社の実証事業1件を採択しました。事業では499トン貨物船に、舵バルブ付きリアクション舵とプロペラの一体設計推進システム、およびJIT運航を支援するAI運航管理システムを搭載します。実証結果は内航船省エネルギー格付制度の活用などで周知し、内航海運の省エネ化を促進するとしています。
要点
- 新たに採択された実証事業は1件です。
- 採択事業者は東広海運株式会社です。
- 499トン貨物船で、舵バルブ付きリアクション舵とプロペラの一体設計推進システム、およびJIT運航を支援するAI運航管理システムを実証します。
概要
国土交通省及び経済産業省は、令和8年度「運輸部門エネルギー使用合理化・非化石エネルギー 転換推進事業費補助金 (内航船革新的運航効率化・非化石エネルギー転換推進事業)」を公募し、外部有識者からなる審査委員会の審査を経て、新たに1件を採択しました。
制度は、ハード対策とソフト対策を組み合わせて船舶の省エネルギー化を目指す実証、または省エネルギー化に加え、非化石エネルギー使用機器の導入による転換を目指す実証を対象とします。
影響
実証結果は、省エネ・省CO₂排出技術の効果を「見える化」する内航船省エネルギー格付制度の活用などで周知し、内航海運の更なる省エネ化を促進するとしています。
詳細
採択事業の名称は「499トン貨物船への新型推進システム、AIによる最適運航管理システム搭載による省エネ実証事業」です。事業者は革新的省エネルギー技術を実証します。
舵バルブとリアクション舵による推進効率向上効果を前提にプロペラを再設計し、翼面積の縮小と軽量化によってエネルギー損失を低減します。
AI運航管理システムは、定刻到着に合わせた船速調整で早期到着による沖待ちを避け、余分な燃料消費を抑えるJIT運航を支援します。船舶のハード特性や気象・海象データなどをもとに、JIT運航条件下でエネルギー消費が最小となる主機回転数と推奨進路を提示します。