マネタリーベースと日本銀行の取引(2026年7月)
概要
日本銀行企画局が2026年8月7日に公表した、2026年7月のマネタリーベースと日本銀行の取引に関する月次統計。ストック表では月末残高として、長期国債、国庫短期証券、各種オペレーション、貸出等、政府預金などを掲載し、マネタリーベースを日本銀行券発行高、貨幣流通高、日銀当座預金などに区分して示している。フロー表では、長期国債と国庫短期証券の月中増減額を掲載する。フロー表にない計数は、ストック表の前月差から算出でき、各項目の定義は注釈で確認できる。
要点
- 日本銀行企画局が2026年7月分の月次統計を公表した。
- 統計は月末残高を示すストック表と、月中増減額を示すフロー表で構成される。
- フロー表にない計数は、ストック表の前月差から算出できる。
- 各項目の英字記号は、注釈のストック表・フロー表の記号に対応している。
概要
本資料は、「マネタリーベースと日本銀行の取引(2026年7月)」として、日本銀行企画局が日本語・英語で掲載した統計資料である。対象期間は2026年5月、6月、7月で、ストック表は各月末時点、フロー表は各月中の変化を扱う。
ストック表には、長期国債、国庫短期証券、国債買現先・売現先、共通担保オペ、CP買現先、各種の資金供給・貸出、金銭の信託、政府預金など、日本銀行の取引に関する項目が並ぶ。
金額の単位は、ストック表では「末残、億円」、フロー表では「月中増加・減少額、億円」とされている。
詳細
マネタリーベースは、2026年5月末の5,718,775億円から6月末に5,599,849億円、7月末に5,575,718億円となった。7月末の内訳は、日本銀行券発行高1,149,807億円、貨幣流通高45,789億円、日銀当座預金4,380,122億円であり、日銀当座預金のうち準備預金は4,028,129億円である。
長期国債の月末残高は、5月の5,331,356億円、6月の5,183,424億円から、7月には5,193,819億円となった。対政府の長期国債売現先は7月末にマイナス224,951億円である。共通担保オペは249,361億円、固定金利方式は391,059億円、貸出支援基金のうち成長基盤強化支援資金供給は370,099億円、貸出増加支援資金供給は6,516億円となっている。
2026年7月のフロー表では、長期国債の月中増加・減少額は10,395億円で、買入は23,386億円、償還等はマイナス12,991億円だった。6月の長期国債の月中増加・減少額はマイナス147,932億円、5月は11,867億円である。国庫短期証券については、5月、6月、7月の引受、買入、売却、対政府ネット売却、償還等がいずれも0億円と示されている。
ストック表には、気候変動対応オペ、被災地金融機関支援オペ、社債等、信託財産ETF・J-REIT、33条貸出、預金保険機構への貸付金等、国債補完供給、米ドルオペ用担保国債供給なども含まれる。各計数の定義は資料の注釈を参照し、問い合わせ先は日本銀行企画局企画調整課とされている。