令和7年度一般会計決算、純剰余金は2兆6,088億円
概要
財務省は令和7年度一般会計決算概要を示した。収納済み歳入額は145兆2,579億円、支出済み歳出額は129兆4,661億円で、財政法第6条の純剰余金は2兆6,088億円となった。歳入は税収、税外収入、公債金で構成され、歳出では介護保険制度運営推進費と国債費が主な内訳として示された。剰余金の算定では、令和8年度へ繰り越す歳出予算財源や地方交付税交付金等の財源に充てる額などが控除されている。
要点
- 収納済み歳入額は145兆2,579億円。
- 支出済み歳出額は129兆4,661億円。
- 財政法第6条の純剰余金は2兆6,088億円。
- 税収は3兆5,246億円で、法人税は2兆1,489億円。
概要
財務省は「令和7年度決算概要」と「令和7年度一般会計決算概要の内訳」を示し、一般会計の歳入・歳出決算総額、歳入の構成、歳出の主な内訳、剰余金の算定結果を整理した。金額の単位は億円で、億円未満は切り捨てている。
歳入と歳出の差額に当たる財政法第4条の剰余金は15兆7,918億円だった。このうち、令和6年度までに発生した剰余金の使用残額7億円を除いた新規発生剰余金は15兆7,910億円となった。
新規発生剰余金から、令和8年度へ繰り越す歳出予算の財源として純剰余金の計算上控除する12兆1,790億円を差し引いた結果、繰越歳出予算財源控除後の新規発生剰余金は3兆6,120億円となった。
詳細
歳入の内訳は、税収3兆5,246億円、税外収入9,880億円、公債金1兆5,127億円である。税収の主な内訳は所得税5,975億円、法人税2兆1,489億円、消費税4,847億円。税外収入には日本銀行納付金9,403億円が含まれる。公債金のうち、建設公債は▲0、特例公債は▲30,000億円として示されている。
歳出の主な内訳として、介護保険制度運営推進費3,964億円、国債費2,602億円が示されている。歳出の計は20,993億円として整理されている。
剰余金の計算上、地方交付税交付金等の財源として控除する額は1兆32億円。復興費用及び復興債償還費用財源に係る剰余金は3億円、先端半導体・人工知能関連技術費用財源に係る剰余金も3億円で、脱炭素成長型経済構造移行費用財源は該当なしとされている。地方交付税交付金等財源の内訳では、地方交付税交付金等が1兆24億円として示されている。
税外収入には、復興分(平成23年度補正予算第1号・第2号の繰越分)に係る10億円が含まれる。復興分は平成23年度補正予算第3号繰越分及び令和7年度分、脱炭素成長型経済構造移行費用分は令和4年度補正予算第2号繰越分、先端半導体・人工知能関連技術費用分は令和6年度補正予算第1号繰越分に係る剰余金である。計数は切り捨てにより合計と一致しない場合があり、文中の「0」は単位未満を意味する。