大学院部会(第119回) 議事録

概要

第119回大学院部会では、博士人材の活躍と大学院・社会の接続を議題に、文部科学省、ビズリーチ、富士通、北海道大学の説明を基に意見交換した。博士人材活躍プランの目標、博士課程への進学・就職をめぐる課題、企業のジョブ型採用、キャリア情報の提供、大学の支援体制などが話題となり、博士の専門性や能力を企業の職務要件と結び付ける方法、支援の格差や専門人材の不足について議論された。

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要点

  • 会合では、文系博士の企業就職や日本語が苦手な留学生の就職も課題として挙げられた。
  • 博士号が必要な職務の明確化や、博士の専門性・能力を企業と大学の双方が示す重要性が議論された。
  • 支援の状況には大学規模、専攻、地域などによる差があるとの見方が示された。
  • 博士向けの高度な応用スキルを支援できる専門人材の不足が課題とされた。

概要

第119回大学院部会は、博士の社会の多様な場での活躍と大学院・社会の接続を議題に開催され、文部科学省、ビズリーチ、富士通、北海道大学が説明し、委員が意見交換した。

博士人材活躍プランは、2040年に人口100万人当たりの博士号取得者を世界トップレベルとし、2020年度比約3倍にする目標を掲げる。博士課程に進学しない理由には、修了後の就職への不安(31.1%)が挙げられた。

影響

情報過多や偏りは、就職活動の長期化や研究時間の減少、企業理解の低下、応募の集中を招き、内定辞退やミスマッチにつながると説明された。

詳細

ビズリーチ・キャンパス for 博士は、博士課程在籍者と進学検討者に、研究・職務経歴の可視化、通年のオンラインOB/OG訪問、企業情報やイベントを提供する。学生は無料で利用でき、登録審査と24時間の有人監視を設ける。

富士通は2020年4月にジョブ型人材マネジメントへ移行し、26年度卒から新卒一括採用と一律初任給を廃止する。内定時に組織・職務を定め、職務に応じた報酬を適用し、有償インターンシップや社会人博士制度も実施する。

北海道大学は学部から博士までの継続支援として、赤い糸会、個別面談、英語版Career Link Meetup、博士人材育成コンソーシアムを実施する。議論では、小規模・単科大学、博士採用企業が少ない地域、日本語が苦手な留学生への支援も課題に挙げられた。

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