第13回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)年次総会を開催しました

概要

経済産業省とNEDOは、第13回Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)年次総会を開催した。「『エレクトロステート』への移行と安全保障を通じたGX」をテーマに、低炭素電源による電力の役割や、脱炭素・経済成長・エネルギー安全保障の同時実現に向けた技術・方策を議論した。石井大臣政務官は、化石燃料の調達安定性向上とGXの加速・強化を一体的に進める必要性、国際連携と知見共有の重要性を述べた。

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要点

  • 経済産業省とNEDOが第13回ICEF年次総会を開催した。
  • メインテーマは「『エレクトロステート』への移行と安全保障を通じたGX(グリーントランスフォーメーション)」だった。
  • 会議では、EVや先進原子炉などの技術・方策と、低炭素電力の役割を議論した。

概要

ICEFは日本のイニシアチブにより2014年に設立された国際的プラットフォームで、エネルギー・環境分野のイノベーションを通じた気候変動問題の解決を目指す。各国の閣僚や有識者、指導者を招き、学界・産業界・政府関係者の議論と協力を促進することを目的としている。

会議では、地政学的リスク、資源制約、電力需要の増加によって世界のエネルギー情勢が大きく変化している状況を踏まえ、低炭素電源を用いた電力がGXやエネルギーの多角化に果たす役割を議論した。

詳細

議論の対象には、EV、先進原子炉、次世代データセンター、サーキュラーエコノミー、水素、電力分野の国際連携が含まれた。世界の産学官の有識者が7つのセッションに登壇し、脱炭素、経済成長、エネルギー安全保障の同時実現に向けた技術や方策について議論した。

石井大臣政務官は開会挨拶で、エネルギー安定供給、経済成長、脱炭素の同時実現を目指す日本のGXの取組を紹介した。中東情勢などを背景に安全保障の重要性が高まる中、化石燃料の調達安定性向上とGXの加速・強化を一体的に進める必要性を述べ、気候変動への対応には国境を越えた連携と科学技術の知見共有が重要だとし、ICEFによる国際連携の進展に期待を示した。

登壇者等として、ICEF運営委員会の田中伸男委員長、IEAのファティ・ビロル事務局長、INPEXの保坂伸副社長、世界エネルギー会議のアドナン・アミン議長、戦略国際問題研究所(CSIS)のジェーン・ナカノ シニアフェロー、SKグループのジョンジュン・ユウ副会長、駐日オーストラリア大使館のヘレン・スティリアヌ副大使が挙げられている。

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