井野経済産業副大臣、英国・フランスで防衛産業協力と核燃料サイクル推進を意見交換
概要
井野経済産業副大臣は2026年7月20日から24日まで英国及びフランス共和国を訪問した。英国では第12回日英防衛産業対話で、GCAPにおける強靭で信頼性の高いサプライチェーン構築や、同盟国・同志国との防衛・デュアルユースサプライチェーン連携の重要性を訴えた。英国政府関係者とは防衛産業基盤の強化や二国間協力の推進について意見交換し、GCAPレセプションでは日本のサプライチェーンの貢献可能性について関係者と意見交換した。英国BAE社の工場と、フランスでMOX燃料を製造しているオラノ社メロックス工場を視察し、後者では核燃料サイクルの推進に向けて意見交換した。
要点
- 英国BAE社の工場とフランス・オラノ社のメロックス工場を視察した。
- GCAPを含む同盟国・同志国との防衛・デュアルユースサプライチェーン連携の重要性を訴えた。
- 日英防衛産業協力を協議会などを通じて一層推進することで一致した。
- 井野副大臣は、GCAPにおける日本のサプライチェーンの貢献可能性について関係者と意見交換した。
概要
井野経済産業副大臣は2026年7月20日から24日まで英国及びフランス共和国を訪問し、英国では防衛産業協力、フランスではオラノ社との核燃料サイクルに関する対話を行った。訪問中には、日英防衛産業対話への参加、英国関係者との会談、英国BAE社及びフランス・オラノ社メロックス工場の視察を実施した。
訪問では、航空・防衛産業の製造能力、GCAPを含む防衛・デュアルユースサプライチェーン、及び核燃料サイクルの推進について意見交換した。また、プルサーマルに用いるMOX燃料を製造しているメロックス工場を視察した。
ファンボローエアショー会場では、SJACとADSの共催により第12回日英防衛産業対話が開催された。
詳細
7月21日、ファンボローエアショー会場で開かれた日英防衛産業対話に参加してスピーチを行い、GCAPにおける強靭で信頼性の高いサプライチェーン構築と、英国を含む同盟国・同志国との防衛・デュアルユースサプライチェーン連携の重要性を訴えた。
同日、英国のコーカー国防省閣外大臣と会談した。両者は、6月の高市総理による英国訪問で合意したフロンティア・テックパートナーシップに基づく防衛産業基盤強化の重要性を共有し、日本のデュアルユース・ミッションも参加した日英防衛産業対話の開催を歓迎した。また、7月16日に初開催された日英防衛能力・産業強化協議会などを通じた協力の進展を歓迎し、今後も協力を一層推進することで一致した。
デビッド・テイラー貿易特使とは、バーナム新政権における防衛産業をはじめとする二国間協力の加速について意見交換し、産業間を含む協力推進の重要性を共有した。
ファンボローエアショーでは、スタートアップを含む民間航空機・防衛産業関連事業者のシャレーやブースを訪問し、関係者と幅広く意見交換した。
日英伊が共同開発を進めるGCAPのネットワーキングレセプションは、政府間国際機関GIGOと、民間企業によるジョイントベンチャーのエッジウィングが共催した。井野副大臣は参加し、日本のサプライチェーンの貢献可能性について関係者と意見交換した。
7月22日には英国BAE社の工場を視察し、航空・防衛産業の製造能力強化に向けて意見交換した。7月23日にはフランスのオラノ社メロックス工場を訪れ、プルサーマルに用いるMOX燃料の製造現場を視察し、核燃料サイクルの推進に向けて意見交換した。