世界トップアクセラレーターと連携し、米国進出を加速するアクセラレーションプログラム「GSAP」2026年度全5コースが始動
概要
ジェトロは内閣府と連携し、日本のスタートアップの海外展開を支援する「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP:Global Startup Acceleration Program)」を2026年4月30日に開始した。2026年度は、全国各地から62社を採択し、Enterprise B2B、AI、Sustainability、ManufacturingTech&HardTechに加え、新設のAI-CTOを含む全5コースを展開する。世界有数のアクセラレーターと連携し、海外市場の知見やネットワーク、現地顧客・パートナーとの接点を提供する。
要点
- 2026年度のGSAP全5コースが始動し、採択スタートアップ62社が発表された。
- ジェトロは内閣府と連携し、日本のスタートアップの海外展開を支援する。
- 2026年度からAI-CTOコースが新設された。
- 全国各地から62社のスタートアップを採択し、世界有数のアクセラレーターと連携して実施される。
概要
「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP:Global Startup Acceleration Program)」は、日本のスタートアップの海外展開を支援する取り組みである。ジェトロが内閣府と連携し、2026年4月30日より開始した。
2026年度は、全国13拠点に拡大したスタートアップ・エコシステム拠点都市を含む全国各地から、計62社を採択した。海外市場での事業成長に必要な知見やネットワーク、現地顧客・パートナーとの接点を提供する。
重点分野はEnterprise B2B、AI、Sustainability、Manufacturing Techで、2026年度からAI-CTOコースを加えた全5コースとなる。技術開発やプロダクト高度化を含む実践的な支援を通じ、海外市場で競争力を持つ事業の創出と成長を後押しする。
影響
GSAPは2021年の始動以来、累計500社以上の日系スタートアップを支援してきた。過去参加企業には、北米やアジアでの資金調達、販路開拓、現地法人設立、大手企業との事業提携を実現した事例がある。
GSAPは、グローバル展開を目指す企業の基盤づくりに活用されている。
詳細
「Global Startup Acceleration Program 2026」では、Enterprise B2B、AI、AI-CTO、Sustainability、ManufacturingTech&HardTechの各コースを設ける。Enterprise B2BはAlchemistと連携し、「米国市場理解」「PoC・事業検証」「事業・顧客」の3フェーズを展開し、今回は「米国市場理解」の参加者を採択した。AIはStartX、AI-CTOはERA、SustainabilityはThird Derivative、ManufacturingTech&HardTechはCentrepolis Acceleratorと連携する。
AI-CTOコースは、「この設計でUS市場に通用するのか」という確信を得ることを目的とする。モデル選定(Proprietary × Open Source)、RAG/Fine-tuning/Agent設計のトレードオフ、推論コスト・レイテンシ・信頼性の最適化を通じ、USエンタープライズ市場に対応可能なAIシステム構築を支援する。
SustainabilityコースはRocky Mountain Institute(RMI)の運営のもと、世界中のクライメートテック企業を対象にメンタリングやネットワーキングを提供する。ManufacturingTech&HardTechコースは、米国中部・ミシガン州を拠点とするCentrepolis Acceleratorが、大手製造業や投資家とのネットワークを活かし、製造業・ハードテック分野のスタートアップにPoC・実証・事業化支援を行う。
プログラムはハイブリッド(オンライン+オフライン)形式で、米国現地渡航を含む。期間は3か月~6か月、対象は日本国内に所在するスタートアップ企業である。講義セッション、ワークショップ、1on1メンタリング、ネットワーキング、投資家・海外企業向けデモデイなどを実施する。