意見交換会の開催概要
日本銀行金融市場局は9月4日、「市場調節に関する意見交換会」を2025年10月16日17時30分から日本銀行本店で開催すると発表した。
参加者構成
民間参加者: 日本銀行本店を売買店・貸付店とするオペレーション対象先の市場部門担当役員および実務責任者が参加する。
日本銀行側参加者:
- 金融市場局長
- 総務課長
- 市場調節課長
- 市場企画課長
討議内容(予定)
①最近の金融市場動向および市場調節運営: 現在の金融市場環境と日銀の市場オペレーション運営状況について意見交換を行う。
②国債市場の流動性・機能度: 国債市場における取引の円滑性と市場機能の現状評価について議論する。
③わが国短期金融市場の動向: 短期金融市場の最新動向を「東京短期金融市場サーベイ(2025年8月)」の結果を基に分析・討議する。
実務的取り扱い
オペレーション対象先向けの詳細な案内は「金融市場オンライン」に掲載されており、参加金融機関は同システムから具体的な参加手続きを確認できる。
金融政策運営における意義
この意見交換会は、日本銀行が金融市場参加者との直接対話を通じて市場の実情を把握し、効果的な市場調節政策の実施に活かす重要な情報収集・意見交換の場として位置づけられている。特に現在の金融政策正常化プロセスにおいて、市場関係者との綿密なコミュニケーションが政策運営の透明性と効果性向上に寄与している。
照会先
日本銀行金融市場局市場調節課(伊藤:03-3277-1234、川村:03-3277-1284)が問い合わせ窓口となっている。