令和7年度都道府県普通会計決算の概要(速報)
概要
都道府県の財政状況を迅速に示すため、令和8年8月末現在の集計を速報として取りまとめた。歳入は60.7兆円、歳出は58.9兆円で、いずれも前年度から増加した。実質収支は8,411億円の黒字で、全団体が黒字。経常収支比率は93.0%、実質公債費比率は10.2%。地方債現在高は81兆89億円で、臨時財政対策債を除くと54兆2,038億円だった。数値は概数で、今後変動する場合がある。
要点
- 実質収支は8,411億円の黒字で、全団体が黒字だった。
- 地方債現在高は1兆7,504億円減少し、臨時財政対策債を除く残高は2,951億円増加した。
- 歳入は60.7兆円、歳出は58.9兆円で、いずれも前年度から増加した。
概要
都道府県の財政状況を迅速に示すため、令和8年8月末現在の集計を速報として取りまとめた。東日本大震災に係る復旧・復興事業及び全国防災事業の決算額を「東日本大震災分」、全体からその額を差し引いた値を「通常収支分」と表記する。数値は概数で今後変動する場合があり、括弧内は前年度との増減値。表示単位未満の四捨五入により合計が一致しない場合がある。
詳細
歳入は通常収支分60.4兆円(0.9兆円増)、東日本大震災分0.3兆円(0.0兆円増)。歳出は通常収支分58.6兆円(1.0兆円増)、東日本大震災分0.3兆円(0.0兆円増)。
歳入の増要因は、給与所得の増加などによる地方税1兆1,144億円増、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の増加などによる国庫支出金3,410億円増。令和6年度に実施された定額減税の終了に伴い、地方特例交付金等は3,327億円減少した。
歳出では、GIGAスクール構想で整備された1人1台端末の更新に係る補助金の増加などにより補助費等が1兆2,940億円増、単独事業費の増加などにより普通建設事業費が2,248億円増。基金積立金は4,306億円減少した。
実質収支は830億円減、実質単年度収支は3,806億円減。全団体で実質収支が黒字だった。
経常収支比率は0.8ポイント上昇し、実質公債費比率は0.1ポイント上昇した。
地方債現在高は81兆89億円で1兆7,504億円減少し、臨時財政対策債を除く残高は54兆2,038億円で2,951億円増加した。