メタノール又はエタノールを燃料とする船舶の安全基準の改訂案に合意~国際海事機関(IMO)第12回貨物運送小委員会(CCC 12)の開催結果概要~

概要

IMOの第12回貨物運送小委員会は、メタノール・エタノール燃料船の安全基準改訂案に合意し、船上二酸化炭素回収・貯蔵システム(OCCS)の安全基準策定に向けた検討を開始した。改訂案は2027年6月の海上安全委員会で承認される見込み。国土交通省は、燃料関連の安全要件などについて行った提案の多くが改訂案に反映されたとしている。

この要約はAIによって自動生成されたものです。内容の正確性については元記事をご確認ください。

要点

  • メタノール又はエタノールを燃料とする船舶について、全18章の改訂ガイドライン案に合意した。
  • OCCS安全基準の検討を開始し、目標指向型・技術中立のガイドラインを策定する方針で合意した。
  • 日本の提案の多くが燃料船の改訂案に反映された。

概要

令和8年9月14日から18日まで、英国ロンドンの国際海事機関(IMO)本部で第12回貨物運送小委員会(CCC 12)が開かれた。会合では、燃料船の安全基準改訂と、船上二酸化炭素回収・貯蔵システム(OCCS)の安全基準策定が議題となった。

メタノール・エタノール燃料船の暫定安全ガイドラインは2020年に策定され、技術的知見の蓄積を踏まえて改訂が検討されてきた。

詳細

改訂案では「乗組員の保護」に関する章を新設した。日本は、船上の燃料補給場所について漏えい検知・換気要件の強化と配置要件の明確化、燃料タンクの配置要件と燃料調整室の換気要件の合理化を提案し、安全性の向上と合理的な規制の両立の観点から議論に貢献した。

燃料船の改訂案は、2027年6月開催予定の第113回海上安全委員会(MSC 113)で承認される見込み。

OCCSは、船舶から排出される二酸化炭素を回収・貯蔵するシステムで、国際海運の温室効果ガス排出削減を支援する枠組みづくりの一環として安全基準を検討する。今後、通信部会を設置して詳細な検討を進める。

関連記事