記者会見,片山財務大臣兼内閣府特命担当大臣ぶら下がり記者会見の概要(令和8年8月31日)について掲載しました。

|金融庁|元記事

概要

令和8年8月31日の会見で、片山財務大臣はG20・G7での世界経済、成長、AI、ウクライナに関する議論、米英およびIMF関係者との会談、日米協調介入と秩序立った円相場、国内の財政運営方針を説明した。また、神田アジア開発銀行総裁の全会一致での再選を報告した。質疑では、金融政策は日銀に委ねられているとし、為替や金利の具体的水準へのコメントを控えた。

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要点

  • G20・G7で世界経済、成長、AI、ウクライナなどを議論した。
  • 秩序立った円相場と日米の継続的な協調した取組の重要性を確認した。
  • 所得に連動した給付を2029年度から本格導入する方針を説明した。
  • 神田現総裁がアジア開発銀行総裁に全会一致で再選された。

概要

会見では、片山財務大臣が植田日銀総裁と参加したG20・G7の概要、ベッセント米財務長官、ヒーリー英財務大臣、ゲオルギエバIMF専務理事との面会内容を説明した。G20ではサプライチェーンや重要鉱物、G7では世界経済、AI、ウクライナが議題となった。

国内政策では、潜在成長率の引上げ、複数年度の戦略分野への官民投資、補正予算に依存した財政運営からの脱却、総債務残高の対GDP比の安定的な引下げを説明した。

影響

大臣は、重要鉱物に関する恣意的な輸出規制が世界経済に悪影響を及ぼしていると述べ、撤回されるべきだと発言した。

秩序立った円相場は米国を含む世界の金融市場の安定に不可欠であり、日米の継続的な協調した取組が共通目的に資すると確認した。

詳細

G7では、フロンティアAIの金融面のリスク、脆弱性への対応、多層防御などのサイバーセキュリティ、開発・検証時のセーフガードやガードレールを議論し、ウクライナ支援と対露制裁についても意見交換した。

質疑では、金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられているとし、為替相場や金融市場の特定水準、日銀の金融政策への報道上の言及について具体的コメントを控えた。協調介入は国際合意に基づく意義と従来の合意事項に変わりはないと説明した。

神田現総裁は、アジア太平洋地域の包括的かつ持続的な成長への期待が示される中、アジア開発銀行総裁選挙で全会一致により再選された。

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