令和8年7月の野菜の生育状況、出荷数量および価格の見通し

概要

農林水産省は、主産地、卸売会社等への聞き取り結果に基づき、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の令和8年7月の生育状況、出荷数量および価格の見通しを公表した。ブロッコリー、トマト等は平年を上回る価格、はくさい、たまねぎは平年を下回る価格が見込まれる。きゅうり、トマト、ピーマン、ばれいしょは、7月前半に出荷数量がやや平年を下回り価格がやや平年を上回るが、後半は平年並みとなる見込み。

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要点

  • 7月は、ブロッコリー、トマト等の価格が平年を上回って推移する見込み。
  • はくさい、たまねぎの価格は平年を下回って推移する見込み。
  • きゅうり、トマト、ピーマン、ばれいしょは、7月前半に出荷数量がやや平年を下回り、価格がやや平年を上回る見込み。後半は平年並みとなる。

概要

農林水産省は、東京都中央卸売市場に出荷される野菜について、主産地等への聞き取り結果に基づく令和8年7月の生育状況、出荷数量および価格の見通しを公表した。対象は、だいこん、にんじん、はくさい、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、ブロッコリー、レタス、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、ばれいしょ、さといも、たまねぎである。

近年、天候不順で野菜の価格変動が大きくなる中、平成23年から主産地、卸売会社等への聞き取りが行われている。今回の見通しは、過去5か年平均を平年として作成された。2020年基準消費者物価指数は、令和8年5月に総合113.5、食料128.7だった。

影響

この取組は、産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化を促し、野菜の供給および価格の安定に寄与することを目的としている。農林水産省は、野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べようプロジェクト」を実施している。

詳細

令和7年7月の主産地の入荷シェアは、だいこんが北海道49%、青森35%、にんじんが青森61%、北海道21%、千葉13%、はくさいが長野87%、群馬12%、キャベツが群馬72%、岩手14%、ほうれんそうが群馬46%、栃木33%、茨城11%、ねぎが茨城57%、千葉12%、北海道5%、ブロッコリーが北海道72%、長野22%、レタスが長野84%、群馬13%だった。きゅうりは福島44%、岩手13%、秋田10%、なすは群馬43%、茨城22%、栃木17%、トマトは北海道23%、青森13%、岩手12%、群馬11%である。

だいこん、にんじん、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、レタス、なす、さといもは、生育が概ね順調で、7月の出荷数量と価格は平年並みとなる見込み。はくさいは生育が回復傾向で、出荷数量はやや平年を上回り、価格は平年を下回る。ブロッコリーは作付面積が増加傾向で、出荷数量と価格はやや平年を上回る。たまねぎは佐賀県産の出荷数量がやや平年を上回り、全体の価格は平年を下回る見込み。

きゅうりは6月上旬の曇天や雨天、ピーマンは6月下旬の曇天の影響などで、7月前半の出荷数量がやや平年を下回り、価格がやや平年を上回る見込み。トマトは前段産地の出荷切り上がりの早まり、ばれいしょは降雨と気温上昇による生育の前進傾向と前段産地の切り上がりの早まりにより、同様の見通しとなる。4品目とも、7月後半は出荷数量と価格が平年並みとなる見込み。

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