決済動向(2026年5月)

概要

日本銀行が2026年5月の日本の決済活動を把握するため、日銀当座預金決済、日銀ネット、国債振決、民間決済システム、電子マネー、デビットカードの主要指標を編集・掲載した資料。件数、金額、前年比、決済進捗、参加先数などを収録し、日銀調査の指標と各制度・機関から提供された統計を示している。

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要点

  • 資料名は「決済動向(2026年5月)」である。
  • 日本の決済活動を把握するための主要指標を編集・掲載している。
  • 2026年5月の日銀当座預金決済は、1営業日平均で100,790件、251.5兆円だった。
  • 2026年5月の全銀システム取扱高は、1営業日平均で9,495千件、207,783億円だった。

概要

「決済動向(2026年5月)」は、日本銀行 決済機構局が6月30日(火)11時に対外公表する予定の統計資料である。本資料は、わが国における「決済」活動を把握するために必要な主要指標を編集・掲載したものと位置付けられている。統計作成機関名の表示がない指標は日本銀行調べであり、資料に関する問い合わせ先として日本銀行 決済機構局の電話番号と電子メールアドレスが示されている。

構成は、Ⅰ.日本銀行における決済関連計数、Ⅱ.民間決済システム関連計数、Ⅲ.電子マネー、Ⅳ.デビットカード、および参考(その他の決済関連計数の入手先)から成る。Ⅰでは日銀当座預金決済、業態別決済、日中当座貸越残高、日銀ネット利用先数、国債振決口座振替決済を扱い、Ⅱでは手形交換高、全銀システム、外為円決済交換高、民間証券・デリバティブ決済システムを扱う。ⅢとⅣでは、それぞれ電子マネーとデビットカードの計数を掲載している。

各表は、1営業日平均の件数・金額、前年比、ピーク日、1件当り金額、決済進捗など、制度別・決済手段別に異なる観測単位で結果を示している。多くの計数は、実際の資金移動に対応する決済指図を片道ベースで集計する方法を採用している。表によって発信日基準、決済日基準、月末時点などの基準も示されている。

詳細

日銀当座預金決済の2026年5月は、1営業日平均で当預振替等が100,790件、251.5兆円となり、件数は前年比6.5%、金額は前年比10.2%だった。内訳の金額は、コール取引等96.2兆円、国債DVP99.5兆円、大口内為取引16.1兆円、外為円取引28.9兆円、手形交換0.2兆円、全銀システム1.2兆円、その他9.5兆円である。日中ピーク残高の月中平均値は17.7兆円で、前年比26.6%だった。業態別では、合計100,790件、2,514,936億円を示し、件数シェアは都銀36.4%、外銀16.5%、証券8.6%、金額シェアは都銀21.7%、信託14.3%、証券10.6%などとなっている。

日銀ネット利用先数は月末時点で489先だった。このうち当座預金の利用先は460先、外為円は27先、国債は262先である。国債振決口座振替決済は2026年5月の1営業日平均で、振替件数39,141件、うちDVP32,032件、同時担保受払29,274件となった。金額は振替全体1,624,817億円、DVP1,125,430億円、同時担保受払1,070,873億円で、前年比はそれぞれ9.2%、10.6%、10.7%だった。国債DVPの決済進捗は、件数ベースで9時まで0.2%、10時まで73.0%、11時まで89.7%、12時まで90.8%、13時まで90.9%、14時まで100.0%だった。通常日のシステム稼働時間は8時30分から21時である。

電子交換所の手形交換高は、2026年5月の1営業日平均で39千枚、2,405億円、1枚当り交換金額6,090千円だった。全銀システム取扱高は9,495千件、207,783億円、1件当り金額2,188千円で、前年比は件数13.4%、金額24.5%だった。大口内為取引は14,847件、160,604億円で、前年比は18.4%と26.9%。小口内為取引は9,472千件、50,787億円、1件当り536千円で、コアタイムシステム取扱分は7,891千件、47,954億円、モアタイムシステム取扱分は1,580千件、2,833億円だった。外為円決済交換高は38,746件、288,751億円、1件当り7.5億円で、前年比は件数7.3%、金額21.8%だった。

民間証券・デリバティブ決済システムにおける清算機関の日銀当座預金決済は、2026年5月の1営業日平均で、日本証券クリアリング機構の国債店頭取引757,545億円、取引所取引等7,027億円、ほふりクリアリング23,021億円、東京金融取引所3百万円だった。前年比は順に2.7%、114.0%、74.0%、マイナス65.5%である。証券保管振替機構のDVP決済は、件数で短期社債335件、一般債459件、投資信託7,703件、株式等は0件。金額は短期社債38,140億円、一般債3,925億円、投資信託5,994億円、株式等0億円だった。

電子マネーは、プリペイド方式のうちIC型を対象とし、8社から提供されたデータを集計している。2026年5月の決済件数、決済金額、1件当り決済金額、発行枚数、端末台数、残高は、未公表または「…」を含む形で掲載されている。デビットカードは、JEPPO、JCB、VISA、UnionPay、Mastercardの5調査先の計数を集計し、国内外の加盟店取引と海外ATM利用を対象とする一方、国内ATM利用を含めない。2026年第1四半期の決済件数は372百万件、決済金額は15,693億円、1件当り決済金額は4,220円で、前年比はそれぞれ13.3%、15.2%、発行枚数は「…」、発行金融機関数は1,064だった。発行枚数46,909万枚は2025年の年度計数として掲載されており、2026年第1四半期の値ではない。

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