医療コンテナの概要
内閣官房が国土強靱化の一環として推進している医療コンテナに関する総合的な情報を公開したページ。医療コンテナは災害時等における応急的な医療提供体制の確保を目的とした可搬型の医療施設で、迅速な医療支援を実現するため政府が積極的に活用を促進している。
ページでは医療コンテナの概要(PDF版273KB)とともに、「医療コンテナの活用に関する手引き」(PDF 4,964KB)を提供し、医療コンテナの活用事例や導入・活用にあたってのQ&Aを掲載している。また、医療コンテナの普及促進のため、医療コンテナ活用促進事業や災害応急対策移動施設導入に係る無利子貸付制度などの補助金・支援制度について詳細な資料を提供している。
災害時活用については、厚生労働省が策定した「医療コンテナの都道府県における運用ガイドライン」(PDF 2,465KB)とともに、災害時活用のための準備やオペレーションについて説明している。特に能登半島地震における医療コンテナの活用実績(PDF 2,455KB)を公開し、実際の災害対応における有効性を示している。
医療コンテナ保有機関一覧として、厚生労働省HPにて各都道府県の保有機関一覧(令和6年度)が公開されており、全国的な配備状況を把握できる体制が整備されている。さらに「医療コンテナの活用促進に関する関係府省連絡調整会議」の活動状況も公開されており、令和4年5月の第1回から令和7年1月の第7回まで継続的に開催され、各回の資料と議事要旨が提供されている。これにより関係府省間の連携による医療コンテナ活用促進の取り組み状況を透明性をもって公開している。