独立行政法人農畜産業振興機構が実施した令和7年7月分の野菜小売価格調査結果について解説したものです。
調査対象15品目のうち、前月比で価格が下がったのは6品目で、袋入り千切りキャベツ（前月比98%）、白ねぎ（99%）、たまねぎ（96%）、ブロッコリー（99%）、だいこん（97%）、ばれいしょ（81%）となりました。一方、価格が上がったのは10品目で、キャベツ（前月比102%）、青ねぎ（114%）、はくさい（110%）、ほうれんそう（121%）、レタス（107%）、きゅうり（107%）、トマト（103%）、なす（104%）、ピーマン（113%）、にんじん（112%）でした。
平年比では、価格が下がったのはキャベツ（平年比93%）の1品目のみで、価格が上がったのは13品目となりました。特に上昇幅が大きいのは、だいこん（平年比123%）、にんじん（123%）、ピーマン（120%）、ほうれんそう（115%）、きゅうり（114%）、はくさい（114%）、トマト（113%）、白ねぎ（108%）、たまねぎ（109%）、レタス（110%）、なす（111%）、青ねぎ（111%）、ばれいしょ（101%）です。調査は令和7年7月11日に実施され、全国9都市（札幌市、仙台市、東京23区、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、高松市、福岡市）の小売価格を対象としています。
記事は、7月の野菜価格が前月比では上昇品目が多く、平年比でも13品目で価格上昇が見られ、特に根菜類や葉菜類の価格上昇が顕著であったことを示しています。