輸入食品に対する検査命令の実施 (中国産おくら、その加工品)
概要
中国産おくらから残留農薬メピコートクロリドが検出されたため、厚生労働省は食品衛生法第26条第3項に基づき、輸入届出ごとの全ロット検査を命じると通知した。中国産おくらへの同農薬の検査命令は今回が初めて。違反事例3件では基準値0.01 ppmを超える検出が確認され、貨物は全量保管中。資料はメピコートクロリドの摂取量評価と、令和7・8年の輸入実績も示している。
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要点
- 中国産おくらと簡易加工品に対し、輸入届出ごとの全ロット検査を命じた。
- 中国産おくらに対するメピコートクロリドの検査命令は今回が初めて。
- 違反事例は3件で、各貨物は全量保管中。
- 資料の想定例では、体重60 kgの人が残留濃度0.24 ppmのおくらを毎日75 kg摂取しても、許容一日摂取量と急性参照用量を超えず、直ちに健康に及ぼす影響はないとされる。
概要
検疫所のモニタリング検査で中国産おくらからメピコートクロリドが検出されたことを受け、厚生労働省は食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令を実施し、各検疫所長に通知した。
詳細
対象は中国産おくら及びその簡易な加工品で、検査項目はメピコートクロリド。輸入者は輸入届出ごとに全ロットの検査を受ける。
違反は3件。無加熱摂取冷凍おくらでは0.12 ppm、加熱後摂取冷凍おくらでは0.04 ppmと0.24 ppmを検出し、いずれも基準値0.01 ppmを超えた。到着日は令和8年8月24日、9月10日、10月4日、違反確定日は同年9月18日、10月9日、10月26日。貨物は全量保管中。
令和7年(2025年度)の届出件数は2,022件、検査件数3件、違反件数0件。令和8年の資料掲載期間内の速報値は、1,399件、検査30件、違反3件。検査件数はメピコートクロリドの検査を指す。