ペルーの貿易投資年報 2025年版

概要

ペルーの2025年貿易は輸出入とも増加し、銅・金など鉱物資源の国際価格上昇を背景に黒字が拡大した。銅と金が輸出の中心で、農産品・加工食品や生鮮ブルーベリーも伸びた。輸入では原材料・中間財、工業用・輸送用資本財が増加。中国が最大の貿易相手国で、米国との往復貿易も3年ぶりに増加した。

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要点

  • 輸出の伸びが輸入を上回り、貿易黒字は拡大した。
  • 銅と金が輸出の中心で、農産品・加工食品や生鮮ブルーベリーも増加した。
  • 中国が最大、米国が2位の貿易相手国だった。
  • 輸入では原材料・中間財と工業用・輸送用資本財が増加した。

概要

2025年の通関ベース輸出は前年比22.1%増の909億1,400万ドル、輸入は11.2%増の571億5,200万ドル。鉱物資源の国際価格上昇を追い風に、貿易黒字は337億6,200万ドル(46.2%増)となった。

詳細

銅は前年比22.9%増で輸出額全体の31.8%、金は47.1%増で22.2%を占めた(前年18.4%)。IPEの2024年5月調査では、実際の金輸出の44%は違法鉱業者によるとされ、密輸は統計に反映されない。REINFO制度の見直しが進めば、統計上の金輸出が大幅に増える可能性がある。農産品・加工食品は131億4,000万ドル、14.5%増。ブルーベリーは14.9%増の33万1,000トンを50カ国・地域へ輸出し、米国・EU・中国が85.1%を占めた。日本には未輸出で、2017年の輸入解禁要請後、検疫対応を協議中。

原材料・中間財は輸入総額の46.7%、前年比5.6%増の266億8,500万ドルで、工業用原材料は14.7%増。資本財は工業用が15.2%増の108億9,200万ドル、輸送機器が26.7%増の50億1,800万ドル。

中国との往復貿易額は28.5%増の511億1,200万ドルで、輸出入額とも過去最高。中国向け輸出は32.5%増の332億4,700万ドル、全輸出の36.6%。銅は284億6,000万ドル(銅輸出全体の76%)、魚粉は18億5,900万ドル(79%)。中国からの輸入は21.7%増の178億6,500万ドル。

米国との往復貿易額は3年ぶりに増え、8.3%増の204億800万ドル。輸出は6.8%増の101億8,100万ドルで半分が農産物、輸入は9.8%増の102億2,600万ドル。米国は燃料調達の63%、綿繊維輸入の99.8%を占める。

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