テスラ、インド2カ所目ショールームをニューデリーに開設、モデルY税込み610万~728万ルピーで販売

ショールーム拡張戦略

テスラは2025年8月11日、インド首都ニューデリーに2カ所目のショールームを開設。7月15日のムンバイに続く展開で、インド市場での本格的な販路拡大を開始した。

立地と展示車種

ニューデリー店舗概要:

  • 立地: エアロシティーエリア(インディラ・ガンディー国際空港近く)
  • 周辺環境: 高級ホテル・レストラン・オフィスビル集積地
  • 展示車種: ミドルサイズSUV「モデルY」(テスラの中心製品の一つ)

価格設定:

  • モデルY税込み価格: 610万7,190~728万7,736ルピー(約1,038万~1,239万円)
  • 1ルピー≒1.7円換算
  • 地場競合比較: タタ・モーターズ、JSW・MGモーター同サイズEVモデルの約3倍の価格帯

充電インフラ整備計画

スーパーチャージャー拡充戦略:

  • 対象地域: デリー首都圏(NCR)、ムンバイ、ベンガルール
  • デリーNCR設置予定地: グルガオン、ノイダ、サケット
  • 目的: テスラ専用急速充電ネットワーク構築による利便性向上

インドEV市場の現状と動向

2024年度市場実績:

  • EV四輪車等登録台数: 11万6,849台(前年度比16.9%増)
  • 市場成長の鈍化傾向: 2023年度の99.0%増から大幅減速

市場構造:

  • 首位: タタ・モーターズ(インド地場大手)
  • 2位: JSW・MGモーター
  • プレミアム価格帯でのテスラ参入による市場セグメント拡大

戦略的意義と展望

テスラの高価格帯製品投入により、インドEV市場の多層化が進行。経済成長に伴う富裕層拡大を背景に、プレミアムEVセグメントの形成が期待される。充電インフラ整備と店舗網拡大により、インド市場でのテスラブランド浸透と販売基盤確立を目指す戦略が明確となった。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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