中国国有の自動車製造大手の中国第一汽車集団(中国一汽)は8月29日、ドイツフォルクスワーゲン(VW)の中国法人および成都経済技術開発区と「ジェッタ事業発展協力協議」を締結したと発表した。成都市に「ジェッタ」ブランドの新会社を共同設立し、ジェッタの電動化を加速させる計画で、2028年までに計5車種の新モデルを発表予定(うち4車種は新エネルギー車)。第1弾モデルは2026年発売を目指す。VWは中国のNEV市場で低・中価格帯の車種開発・生産を強化する姿勢を示しており、2030年までに中国国内NEV販売台数に占める低・中価格帯車種の割合が約50%に達すると予測。特に10万元(約210万円)前後のモデルが市場成長を牽引すると見込んでいる。新車種では開発プラットフォーム技術の現地化を強化し、先進的な運転支援システム(ADAS)を搭載する予定。VWグループ(中国)CEOのラルフ・ブランドシュテッター氏は「In China, for China」戦略を強調し、中国の多様な顧客ニーズへの対応を目指すと述べた。
中国一汽とVW、成都で「ジェッタ」ブランドの新会社設立
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