中国、新たな都市戦略となる「都市の高品質発展の推進に関する意見」発表

中国共産党と国務院は8月28日、「都市の高品質発展の推進に関する意見」(8月15日付文書)を発表した。中国の都市化が急成長期から安定成長期へ移行し、量的拡張から質的向上への転換が必要と指摘。都市を「現代化建設の重要な担い手」「人民の幸福な生活空間」と位置づけ、都市の高品質発展を国家戦略として推進すると表明。主要目標として2030年までに都市の高品質発展に対応した政策・制度の整備、都市構造最適化、居住の質向上、グリーンで安全かつ文化的魅力を備えた現代化人民都市建設の大幅進展を設定。2035年には基本的な完成を目指す。7月14~15日には習近平主席、李強首相ら政治局常務委員7人全員出席で約10年ぶりに「中央都市工作会議」を開催。10年前と比較して都市の役割は「成長エンジン」から「国民生活の空間・幸福の基盤」へ変化。政策課題も「都市病への対応」から「質の高い成長促進、既存資源の価値と効果向上、安全性確保の徹底」へ転換。京津冀、長江デルタ、粤港澳大湾区での地域連携強化、県レベル都市の重要な担い手位置づけ、持続可能で安定した不動産業の新発展モデル構築、高層マンション建設制限、老朽配管改修、グリーン低炭素都市・災害に強い都市・デジタル技術活用都市建設を推進。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

関連記事