8月の米消費者物価指数、財価格中心に上昇傾向続く

【8月CPI概況】 米国労働省が2025年9月11日に発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.9%(前月2.7%)、前月比0.4%(前月0.2%)となった。変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は前年同月比3.1%(前月3.1%)、前月比0.3%(前月0.3%)だった。市場予想とほぼ一致したが、物価上昇基調が続いている。

【エネルギー価格の動向】 エネルギーは前年同月比0.2%上昇と7カ月ぶりに上昇転換。電気代は4月以降高めの伸びが継続し、8月は6.2%上昇となった。人工知能(AI)ブームに伴う電力需要増加が背景にあり、AI関連の設備投資が堅調に推移していることから、今後も高い伸びが続く可能性がある。

【食料品・財部門】 牛肉価格(13.9%上昇)などにより食料品は3.2%上昇(前月2.9%)と加速。コア指数の財部門は1.5%上昇(前月1.2%)と伸びが加速し、中古車が6.0%上昇、自動車部品なども伸びた。衣類は0.5%上昇と伸びが加速し、秋・冬物仕入れ時期の関税引き上げ影響が示唆された。

【金融政策への影響】 今回の結果は財価格への上昇圧力継続を確認した一方、上昇幅が予想範囲内だったため、FRBが9月17日のFOMCで利下げを妨げる内容ではないと市場は受け止めている。焦点は利下げペースに移りつつある。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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