近畿経済産業局 - レポート

近畿経済の動向(2025年7月~5月指標を中心として~)~一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している

近畿経済産業局が発表した2025年7月の近畿経済動向報告。総括判断は「一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している」で前月から据え置き。生産は横ばい、個人消費は持ち直しの動き、設備投資は増加傾向。業種別では、輸送機械が前年同月比で増加、電気機械・化学が減少。雇用情勢は着実に改善しており、有効求人倍率は1.26倍。輸出は前年同月比で減少傾向が続くが、アジア向けは増加。先行きについては、海外...

New FOCUS [地域から見える新たな視点] vol.1「地域の未来を見据えて~ローカル・ゼブラ企業とともに歩む~」編

本記事は、近畿経済産業局が公表した企業事例集「New FOCUS [地域から見える新たな視点] vol.1」として、収益性だけでなく地域の未来を見据えて活動するローカル・ゼブラ企業4社の取組を紹介するものです。...

管内企業の声からとらえる景況感と今後の見通し ~2025年5月期 近畿地域の地域経済産業調査結果~

近畿経済産業局の2025年5月期地域経済産業調査では、管内企業の景況感は総じて持ち直しの動きが続いている。製造業では、半導体関連やデータセンター向け需要が堅調に推移する一方、中国経済の減速や価格競争激化の影響を受ける業種もある。非製造業では、インバウンド需要の回復や大阪・関西万博関連の建設需要が追い風となっているが、人件費や原材料価格の高騰が収益を圧迫。設備投資は、老朽化対応に加え、脱炭素やDX関...