英国政府は8月28日、カンナビジオール(CBD)を配合した食品3製品の新規食品(Novel Food)としての認可申請について、意見公募を開始した(11月20日締め切り)。英国でCBD食品の認可申請に関する意見公募は初めて実施される。CBDについては、2019年1月に欧州委員会が新規食品として取り扱うことを決定し、CBD食品は欧州委員会の認可を受けなければ合法的に販売できなくなった。今回の意見公募の対象は、食品基準庁(FSA)による安全性評価を終えた合成カンナビジオール、カンナビジオール単離物、大麻草由来の単離カンナビジオールの3製品(成分)。FSAの発表によると、この3製品に関連するCBD食品は約3,000件ある。FSAは2020年2月の消費者向け勧告で、健康な成人のCBDの1日許容摂取量(ADI)を70ミリグラムとしていたが、安全性に関するエビデンスの蓄積を踏まえ、2023年10月に10ミリグラムに引き下げている。FSAの消費者調査によると、9人に1人(11%)が過去6カ月間にCBDを摂取し、うち26%は1日当たりCBD摂取量が10ミリグラムを超えている。
英政府、CBD食品の初めての認可に向けた意見公募開始
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