ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は8月31日から9月3日にかけて中国を訪問し、上海協力機構(SCO)の首脳会議や第7回となる中国、モンゴル、ロシアの3者首脳会談、中ロ首脳会談に出席した。9月2日のロシア、中国、モンゴル首脳会談の結果、ロシアから中国に延びる計画のガスパイプライン「シベリアの力2」と、モンゴルを通過する部分の「ソユーズ・ボストーク」の建設に関する法的拘束力のある覚書が締結された。同パイプラインのガス輸送能力は年間500億立方メートル。別途、ロシア国営ガス最大手ガスプロムのアレクセイ・ミレル会長は、中国石油天然気集団(CNPC)との間で天然ガス供給に関する商業的合意が締結されたことを明らかにした。この合意により、既に開通しているガスパイプライン「シベリアの力」を通じた中国への供給量は年間380億立方メートルから440億立方メートルに増加する。また「極東ルート」を通じた供給量も年間100億立方メートルから120億立方メートルに拡大される。中国はロシア国民に対し観光等を目的とする最大30日間のビザなし滞在を認める制度を9月15日から1年間試験実施する。
プーチン大統領が訪中、ガス供給拡大で合意
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