アフリカの課題を日本企業の商機に、TICADでアフリカ有力企業がリバースピッチ実施

TICADでのリバースピッチ実施

ジェトロは2025年8月21日、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のテーマ別イベント「TICAD Business EXPO & Conference(TBEC)」において、「J-Twende(Japan-Africa Collaboration Hub):アフリカ有力企業によるリバースピッチ」を実施した。

J-Twendeプログラムの概要

基本コンセプト: アフリカの社会課題を日本企業の商機として捉え、日本企業との連携によってビジネス上の課題解決を目指すアフリカ有力企業(チャレンジオーナー)と、課題解決に資する技術やサービスを有する日本企業のマッチングを実施するジェトロの事業プログラム。

3つの重点分野: アフリカの重要課題である「稼ぐ力」「人づくり」「街づくり」の3点に沿って、チャレンジオーナーが自社の課題を発信し、マッチング先となる日本企業を募る。

チャレンジオーナーの課題とニーズ

リバースピッチでは、チャレンジオーナーが来場した日本企業に現地の「生のニーズ」を発信し、課題解決に向けて日本企業に協業連携を呼びかけた。

参加企業とその課題:

  • ELARABY Group(エジプト): 家電製造・販売におけるイノベーション
  • GAMING SEKAI(モロッコ): 日本のマンガ・アニメの正規商品販路拡大に向けたハブ機能強化
  • Jendamark(南アフリカ): 自動車産業における人材育成とエネルギー問題への対応
  • MMR、MES(コンゴ民主共和国): 重要鉱物の共同開発、電子廃棄物問題へのソリューション
  • MTN Ghana(ガーナ): デジタル金融インフラの構築
  • SIFCA(コートジボワール): 西アフリカにおける持続可能な農業・食品産業バリューチェーンの構築
  • Sovereign(南アフリカ): 鶏肉製品の高付加価値化およびリスク軽減ソリューション
  • STL(ケニア): アフリカ初の半導体現地製造、高付加価値化
  • TGI(ナイジェリア): ナイジェリア農業バリューチェーンの高度化
  • UAC(ナイジェリア): 製造・流通課題の克服に向けた製造業DXと持続可能性への挑戦

今後の展開

マッチング支援: ジェトロは今後、ピッチ内容に対する日本企業からの提案を募り、チャレンジオーナーとの商談をアレンジするとともに、商談進捗に応じて支援を提供する。

情報アクセス: チャレンジオーナーが抱える課題の概要および事業提案に必要な情報についてはJ-Twendeウェブサイトで確認が可能。

地域代表の参加: 南アフリカ共和国の2社は、ネルソン・マンデラ・ベイ商工会議所の会員企業であり、同商工会議所チーフエグゼクティブオフィサーのデニス・ヴァン・ヒュイスティーン氏が登壇した。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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