全国中小企業動向調査結果(2025年4-6月期実績、2025年7-9月期以降見通し)~中小企業の景況は、持ち直しの動きがみられる

日本政策金融公庫が2025年7月25日に発表した全国中小企業動向調査結果(2025年4-6月期実績、2025年7-9月期以降見通し)について報告している。

小企業(従業者20人未満)の景況については、業況判断DIが前期からマイナス幅が縮小し▲23.1となったものの、持ち直しの動きに足踏みがみられる状況。売上DIは▲9.9、採算DIは▲12.1となり、それぞれ前期からマイナス幅が縮小した。しかし来期はいずれもマイナス幅が拡大する見通しとなっている。

中小企業(従業者20人以上)については、業況判断DIが前期から低下し2.9となったものの、持ち直しの動きがみられる。売上DIは11.3、純益率DIは▲3.2となった。来期については業況判断DIはほぼ横ばい、売上DIは上昇、純益率DIはマイナス幅が縮小する見通し。

調査は2025年6月中旬に実施され、小企業は6,041社(回答率60.4%)、中小企業は5,494社(回答率39.4%)から回答を得た。業種別では製造業・非製造業ともに改善がみられ、地域別では多くの地域で改善している。当面の経営上の問題点として「売上不振」「原材料高」「求人難」が上位を占めている。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。