シンガポール副首相が訪中、多国間貿易体制の維持確認

シンガポールのガン・キムヨン副首相兼貿易産業相は9月4日、北京で中国の韓正国家副主席、何立峰副首相、王文涛商務部長とそれぞれ会談した。副首相として初の公式訪問となった今回の訪中は8月31日から5日間の日程で広州、深セン、北京を巡った。王商務部長との会談では、両国が「ルールに基づく国際秩序と多国間貿易体制を維持する」という共通認識を確認。ガン副首相は中国が2026年にAPEC議長国を務めることに歓迎を示した。韓副主席との会談では貿易、投資、デジタル、金融分野で二国間協力が進展していることを確認し、2025年後半に重慶で開催予定の第21回二国間協力共同委員会(JCBC)への前向きな姿勢を示した。JCBCは2003年設置で両国交互開催。何副首相との会談では経済協力について協議し、既存の二国間プロジェクト「中国・シンガポール蘇州工業団地」(1994年開発開始)、「中国・シンガポール天津市エコシティー」(2007年)、「中国・シンガポール(重慶)戦略コネクティビティー・デモンストレーション・イニシアチブ」(2015年)を通じた経済連携強化を再確認した。両国は2025年に国交樹立35周年を迎える。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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