CODELCOとアングロ・アメリカン・スールが銅鉱山の一体操業で合意、世界5位以内の規模に

合意の概要

チリ国営銅公社(CODELCO)とアングロ・アメリカン・スールが9月16日、隣接するアンディナ銅鉱山とロスブロンセス銅鉱山の一体操業に合意した。必要な許可が取得されれば、2030年から一体操業が開始される。

生産規模と経済効果

生産能力の大幅向上: 一体操業により年間12万トンの追加生産が見込まれている。チリ銅委員会(COCHILCO)によると、両鉱山の2024年銅生産量は35万4,000トンで世界10位だったが、追加生産により世界5位以内の規模に拡大する。

コスト削減効果: 操業コストは各鉱山単体運営時と比較して15%低減、潜在的事業価値は50億ドル以上に向上する見込み。

政策的意義と背景

CODELCOのマキシモ・パチェコ総裁は「大規模投資なしで高収益を実現し、持続可能な採掘によってエネルギー転換に必要な重要鉱物需要に応える」と表明。ガブリエル・ボリッチ大統領はX投稿で「10年以上の交渉の集大成であり、チリを世界銅生産リーダーとする官民連携モデルを確固たるものにする」と歓迎の意を示した。

日本企業の関与

アングロ・アメリカン・スールには三菱商事と三井物産がそれぞれ出資しており、日本企業も間接的に本案件に関与している。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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