ジェトロ、英国イベントとSteamで日本ゲームを海外展開
概要
ジェトロは、日本のゲームの海外展開を支援する「MADE IN JAPAN COLLECTION」事業の一環として、2026年7月24~26日に英国・ロンドンで開催される「HYPER JAPAN Festival」に、日本のゲーム30タイトルが試遊可能なゲームエリアを初めて出展する。会場では開発者によるピッチイベントを実施し、欧州のパブリッシャー、メディア、インフルエンサーとのネットワーク機会を創出する。7月24~31日にはSteam上で連動した特設ページを公開し、試遊展示タイトルを含む200タイトル以上を全世界のユーザーに紹介する。事業は通年実施され、海外見本市への出展拡大とオンライン施策強化を通じて、日本ゲームの海外向けプロモーションと接触機会の拡大に取り組む。
要点
- 日本ゲームの海外発信を、現地体験・ピッチ・オンライン露出の組み合わせで拡張する。
- 英国の大規模な日本文化イベントを、欧州向けの発信拠点として活用する。
- Steamの特集ページを通じ、海外プレイヤーとの接点を継続的に広げる。
概要
ジェトロは、Steam上で公開されている日本のゲームを海外向けに紹介する「MADE IN JAPAN COLLECTION」事業を進めている。Steamは、米国のValveが運営するPCゲームなどの販売・購入やユーザー交流のオンラインプラットフォームである。
出展先のHYPER JAPAN Festivalは、2010年から毎年ロンドンで開催されている英国最大級の日本文化イベントで、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、ファッション、食文化、伝統文化などを扱う。
英国は欧州有数のゲーム市場であり、ロンドンにはゲームパブリッシャーやメディアが集積しているため、日本ゲームの欧州展開における発信力の高い地域と位置づけられている。
影響
日本のゲーム開発者にとって、海外のプレイヤーへ作品を直接体験してもらう機会が提供される。
欧州のパブリッシャー、メディア、インフルエンサーとの接点が設けられ、日欧のビジネス面でのネットワーク機会が創出される。
英国や欧州各国から訪れる日本文化への関心層に加え、コンテンツ関連事業者やクリエイター、インフルエンサーにも日本のゲームを効果的に訴求できる場となる。
詳細
ロンドンの会場内にはゲームエリアを設け、日本のゲーム30タイトルを来場者が試遊できるようにする。2026年7月24日には、日本のゲーム開発者が欧州のゲームパブリッシャー、ゲームメディア、インフルエンサーに向けてピッチイベントを実施する。
会場イベントと連動し、2026年7月24~31日(日本時間)にSteam上で特設ページを公開する。試遊ブースの30タイトルを含む計200タイトル以上を掲載し、全世界のSteamユーザーを対象にオンラインプロモーションを行う。
対象はSteamでストアページを公開している日本のゲーム作品で、参加費は無料。実施場所はオンラインのSteamおよび海外ゲーム関連見本市会場で、事業の定員は500社程度である。
ジェトロは2023年度に事業を開始し、Steamの地域プロモーション機能を活用して、日本作品のみを掲載した特集ページを作成している。2025年度からは海外見本市への出展数を増やし、海外ゲーム関連メディアを使ったオンラインプロモーションも強化している。
2026年度は、HYPER JAPAN Festivalのほか、ドイツ・ケルンのgamescom(8月26~30日)、米国・シアトルのPAX West(9月4~7日)、オーストラリア・メルボルンのPAX Aus(10月9~11日)、タイ・バンコクのgamescom asia × Thailand Game Show(10月29日~11月1日)、サウジアラビア・リヤドのRiyadh Japan Festival(11月27~28日)、韓国・高陽市のAGF(12月4~6日)への出展を予定している。
Steamでは1日に約4,000万ユーザーが同時接続しているとされ、特設ページは大規模な海外ユーザー基盤へのオンライン接点として機能する。