群馬経済研究所が実施した2025年4月~6月期の群馬県内企業の経営動向に関する調査報告書です。
調査対象は群馬銀行の取引先を中心とした900社で、回答社数405社(回答率45.0%)、うち製造業170社、非製造業235社となっています。調査期間は2025年5月上旬~6月上旬で、2025年4~6月期実績と2025年7~9月期見通しについて前期との比較を行いました。
業況判断DIでは、6期連続でマイナスとなり、2025年4~6月期の県内企業の業況判断DIは6期連続でマイナスとなりました。内訳項目をみると、生産・販売(売上・受注)DIは6期連続でマイナスとなった一方、製品・商品(販売)価格DIと原材料(仕入)価格DIは「上昇」超が続いており、また、採算DIは「悪化」超となり、人員判断DIは「不足」超が続いています。
業種別の業況判断DIでは、製造業が▲6.4と「悪化」超が続き、非製造業は▲6.1と2期連続で「悪化」超となりました。製造業では輸送機器のマイナス幅が前期から縮小したものの、非製造業では卸売業が前期に続き大幅なマイナスとなっています。
経営上の問題点では、「求人難」「原材料費の値上がり」「人件費等経費の増加」と回答した企業が前期に続き半数を超えており、2025年7~9月期の業況判断DIは▲7.2と「悪化」超が続く見通しとなっています。
記事は、群馬県内企業の経営環境が6期連続で悪化しており、コスト上昇圧力や人手不足などの構造的課題が継続していることを示しています。