6月の鉱工業生産は、自動車工業を除く輸送機械工業などが上昇し、3か月ぶり上昇。基調判断は「一進一退」に据え置き

2025年6月の鉱工業生産は、季節調整済指数102.9、前月比1.7%の上昇となり、3か月ぶりの上昇を記録しました。これまで4月、5月と2か月連続で低下していたものの、6月は輸送機械工業(除.自動車工業)、電子部品デバイス工業などが上昇したことにより全体として改善しました。

業種別では、全15業種のうち8業種が前月比上昇、7業種が同低下となりました。上昇寄与度が最も大きかった輸送機械工業(除.自動車工業)では、航空機用発動機部品、航空機用機体部品などが主な上昇要因となっています。次に上昇寄与度が大きかった電子部品・デバイス工業では、モス型IC(メモリ)、固定コンデンサなどが、汎用・業務用機械工業では、コンベヤ、運搬用クレーンなどが主な上昇要因となっています。

一方、出荷は前月比マイナス0.8%と3か月ぶりの低下となり、自動車工業、電気・情報通信機械工業などが低下要因となりました。在庫は前月比マイナス0.4%と3か月連続の低下、在庫率は前月比0.8%と3か月ぶりの上昇となっています。

在庫循環図では、2025年第2四半期(速報)において再び「意図せざる在庫減局面」となっており、一部業種では積極的な在庫削減の効果が顕在化してきた可能性があります。こうした状況を踏まえ、鉱工業生産の6月の基調判断については「一進一退」に据え置かれました。

※ この要約はAIによって自動生成されました。正確性については元記事をご参照ください。

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