サステナブルファイナンス有識者会議が、欧米を中心にサステナブルファイナンスを巡る情勢に変化が見られる中、我が国においてサステナブルファイナンスを推進する意義を再確認し、幅広い投資家への投資機会の拡充について議論した結果を取りまとめたものです。
主要なポイント
1. 背景と検討経緯
- サステナブルファイナンス有識者会議(座長:水口剛 高崎経済大学学長)が主導
- 令和6年(2024年)10月より計5回にわたって議論を実施
- 欧米を中心にサステナブルファイナンスを巡る情勢に変化が見られる状況を踏まえて検討
2. 議論の焦点
- 我が国においてサステナブルファイナンスを推進する意義の再確認
- これまで課題の一つとされてきたサステナビリティ投資を選好する幅広い投資家への投資機会の拡充
- 国際的な動向の変化を踏まえた日本の取組みの方向性
3. 報告書の構成
- 「サステナブルファイナンス有識者会議第五次報告書」として取りまとめ
- 本文(PDF:1.5MB)と概要版(PDF:0.4MB)を公表
- 令和7年(2025年)6月30日付で公表
4. 主な検討内容
- サステナビリティ投資の現状と課題
- 投資家層の拡大に向けた方策
- 投資機会の創出と拡充の具体的手法
- 市場環境の整備と制度的対応
5. 今後の展望
- 幅広い投資家がサステナビリティ投資に参加できる環境の整備
- 投資機会の多様化と市場の活性化
- 国際的な動向を踏まえた日本独自のアプローチの確立
6. 関連リンク
- サステナブルファイナンス有識者会議の過去の議論内容
- 金融庁のサステナブルファイナンスの取組み全般
7. 問い合わせ先
- 金融庁総合政策局総合政策課サステナブルファイナンス推進室
- 電話:03-3506-6000(代表)内線2918、5520、5521
本報告書は、日本のサステナブルファイナンス市場の更なる発展と、持続可能な社会の実現に向けた金融の役割強化を目指すものです。