文部科学省は、令和6年度「研究成果の社会実装機会の最大化を実現する持続可能な産学連携の在り方に関する調査」の成果報告書とパンフレットを公表した。研究成果を社会に提供し社会の発展に寄与するという大学の使命を果たす上で、産学連携組織の重要性を強調している。

本調査では、研究成果の社会実装機会の最大化を実現するための産学連携プロセスと、その実行に必要な人材・仕組み・体制について全体像や取組推進のポイントを取りまとめた。大学研究成果の社会実装に関する持続可能な取組の実現を目指している。

具体的な成果物として、成果報告書（後日公表予定）とパンフレット「大学研究成果の社会実装ガイドブック～持続可能な取組を目指して～」（PDF:2.0MB）が作成された。パンフレットは既に公表されており、大学における産学連携の実務担当者や関係者向けの実用的な指針を提供している。

お問合せ先は文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課産業連携推進室（電話番号：03-5253-4111（内線4249））となっている。