脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の2025第2四半期(4月~6月)における登録状況 about報告.
JVN iPediaは、ソフトウェア製品 regarding脆弱性対策情報を4/25/2007から日本語で公開しているデータベースで、システム管理者が迅速に脆弱性対策を行えるよう、国内のソフトウェア開発者が公開した脆弱性対策情報、脆弱性対策情報ポータルサイトJVNで公表した脆弱性対策情報、米国国立標準技術研究所NISTの脆弱性データベース「NVD」が公開した脆弱性対策情報を集約、翻訳して提供しています。
2025年第2四半期の登録状況について、JVN iPedia日本語版への新規登録件数は10,365件となり、4/200725日の公開開始から本四半期までの累計登録件数は242,898件に達しました。内訳を見ると、国内製品開発者からの情報は0件(累計291件)、JVNからの情報は136件(累計16,447件)、NVDからの情報は10,229件(累計226,160件)となっています。第2四半期に登録件数が大幅に増加した理由は、当該期間中にNVDにおける脆弱性情報の公開が増加し、それに伴う公開を行ったためです。
英語版についても、第2四半期に39件を新規登録し、累計で3,016件となりました。内訳は、国内製品開発者からの情報が0件(累計294件)、JVNからの情報が39件(累計2,722件)となっています。
脆弱性の種類別分析では、共通脆弱性タイプ一覧(CWE)による分類が行われており、これにより脆弱性の傾向や特徴を把握することができます。これらのデータは、日本国内のシステム管理者やセキュリティ担当者が、自組織のシステムに存在する可能性のある脆弱性を迅速に把握し、適切な対策を講じるための重要な情報源となっています。
記事は、JVN iPediaが日本におけるサイバーセキュリティ対策の基盤となる情報インフラとして、膨大な脆弱性情報を継続的に収集・整理・提供し続けていることを示しています。