農林水産省が令和7/16/7に公表した、令和6産米の相対取引価格・数量(令和6/7) aboutの報告です。
本調査は、平成30年産からの米政策見直しの一環として、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づく需要に応じた米生産を支援するため、平成26年3月から実施されているものです。米の流通に係るきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等を毎月提供しており、今回は令和7年6月の状況を取りまとめています。
令和7年6月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で27,613円/玄米60kgとなりました。前月や前年同月と比較した価格動向についての詳細な言及はありませんが、この価格は運賃、包装代、消費税を含む1等米の価格の加重平均値です。相対取引数量は全銘柄合計で3.5万トンとなっており、出荷・流通の動向を示す重要な指標となっています。
本調査の価格は、米の出荷販売業者、団体等から報告のあった相対取引契約の価格を集計.産地品種銘柄ごとの詳細な価格・数量データも公表されており、地域別・品種別の市場動向を把握することができます。調査対象業者や取りまとめの区分等の詳細については、添付資料の脚注に記載されています。
参考資料として、平成24年産から令和6年産までの相対取引価格の推移、長期的な主食用米の価格動向、相対取引契約数量の推移、令和6年産米の概算金の設定と相対取引価格の状況なども提供されています。これらのデータは、米の需給動向を多角的に分析し、関係者の経営判断に資する重要な情報となっています。今後も毎月の調査結果が農林水産省のホームページで公表される予定です。